食育のこだわり
食育は“幼児教育の土台”
自然食研究家(栄養士)による献立
日本の伝統と風土に基づいた自然食研究家の栄養士と共に10年をかけて子どもたちの反応を見ながら献立をつくってきました。肉、魚、野菜には産地を選んで国産のみを使い、冷凍品や加工品などは使用していません。おだしは煮干しまたは削り節で抽出しており、化学調味料は一切使用しておりません。牛乳は飲み物として使用せず、カルシウムは植物性たんぱく質も豊富な他の食材から十分に摂っています。
なぜ、こんなに野菜好きに?
ミネラルやビタミンが豊富な献立と素材の“ゆで加減”、“大きさ”、“新鮮さ”にこだわることで、入園当初野菜嫌いだった子はほとんどがお代わりまでするほど変わります。
伝統・季節・栄養「食育のおはなし」
どんなに良質なものでも、ただ提供するだけでは食育とは言えません。
FCでは少人数環境を生かし、調理者が直接、毎日、伝統や季節、栄養に関する食育のお話を子どもたちの目の前でしています。
三分搗き米、一年醸造醤油他
醤油は一年醸造、砂糖は白砂糖は使わず、てんさい糖やサトウキビ糖、塩は海水塩、油は植物油のしぼり放し、酢とみりんは自然醸造、味噌は6年醸造の混合など、毎日使うものに伝統的な食育の考えを大切にしています。
収穫体験、土に触れる体験
田植えや稲刈り、農作物の収穫など土に触れて収穫を体験することで食べ物の大切さを学びます。おやつで使うもち米は園児たちが収穫したものです。
自然材料クッキング
味噌作り、豆腐づくり、梅ジュース、天然酵母パンづくりなど、自然の知恵を生かしたクッキングを中心に月1回行っています。原材料に手で直接触れながら五感を育むと共に、思考力や想像力も養われています。